迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

敬老されちゃった

 

南中ソーランの聞き慣れたイントロが流れる。しょっぱなは右手で波の様な動きをして次は左手で…。

くぅわぁぁぁっっっ!

間違えた。

今まで自主練でも合同練習でも一回も間違った事なかったトコで。

どこをどうアレしたら間違うのよ!?ってトコで。

 

実はアガッていたのだ。

でもそんな素振りを見せるのが恥ずかしくて(エエ年してからに)本番前はクールに装っていた私…。

解りにくいイキリ方したらあかん。

 

しかしながら、そこはダテに63年と9カ月生きてませんよ、ええ。

立て直す、立て直す(笑)。

声を出さんでいいトコで声出す、出す(照)。

これが最後の…なんて当然どっか飛んでた(謝)。

 

周りのスタッフの盛り上げのお陰でやり終えたし、何よりも見てくださった方々の大拍手とねぎらいの掛け声が嬉しかった。

 

はいっ!終わったら切り替え早い早い!

次の業務にそそくさと取り掛かる(笑)。

個人が(間違えてもーた)などと反省している暇はない。

 

送迎後、片付け作業中にダンスチームではないスタッフが、

「踊りがきれい!手先とか」って言ってくれた。

 

      😭

 

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そんなこんなでクッタクタに疲れていて晩御飯の支度を終えたら食べる気力もなく、白ワインのみながら(そこはイケるんかい)ウダウダしている内に夫が帰ってきた。

「冷蔵庫にイカありますんで」と告げた後の記憶がない。安定のソファー落ちである。明日は仕事が休みであるからして堂々たるもんだ(エラそーに言うでない)。

 

午前12時過ぎ、目が覚める。

シャワーしてない、歯も磨いていない、という自由行動(違う)。

深夜のシャワーを済まし、キッチンのリセットを済ましてからベッドに身を放り投げる様にして横になる。

 

携帯をチェックすると孫からラインが来ていたではないか。

しかも昼頃。

午前1時過ぎ、孫にやや長め(笑)のライン送る。

そんなもん、おばさん構文でも何でもよろし。

可愛い孫にラインの返事するのに文体なんか構ってられない。

 

グループライン以外の個々のラインのやりとりが珍しいのに、何で孫がラインをくれたのか?

 

それは敬老の日だから(笑)。

心のどこかで(いや、老人は福祉法では65歳以上ってなってるんやけど)とか、そんな年寄り扱いやめてくれる~みたいな事も一瞬かすったりはしたけど。

孫にとっては私は祖母なんだもん(ALL OK)。

 

えっ!? もしかして夫にも同じ様なラインしてるのかしら?

今、気づいたわ。

何? このちょっと黒い気分(笑)。

今夜 確かめてみよう、昨日は寝てたから。