迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

ディア 私のストーブ殿

 

もう明日で11月も終わり。

 

確かに少しは寒くなった様な気もするけど昼間なら室内は18℃くらい。

以前のブログで書いた電気座布団(1人用電気マット?ホットマット?)に座っていると、今日くらいの外気温(14~15℃@大阪)なら暖房をつけなくてもしのげる。

今日は黒い薄手のタートルにデニム(スティーブ・ジョブズの信奉者ではない)。

 

前回のブログで

暖房をしなくてもいい日が1日でも長い方がうんと嬉しいもの。

と書いたけれど、何だかちょっと物足らない。

いえもちろん、節約を愉しむ私としては昨今のあったかさはありがたい事この上ない。

 

でもね、正々堂々と着火したいのだ、ストーブに。

「寒っ! こんなんストーブ付けなやってられへん!」という大義名分が欲しい。

青くまぶしい空を真っすぐに見上げて聖火台に着火するくらいの一点の曇りなき気持ちで、ストーブの点火レバーをグイッと思い切り下に押したいのだ。

 

ところが、最近の晩秋@大阪のていたらくときたら…。

夏日になったり、そのくせ朝晩だけ申し訳なさそうに冷えやがって もとい 冷えたりなんかしてからに。

 

私はストーブの火を見るのが好き(いきなり)。

ガスの炎の青さと違って暖色系の炎がゆらゆら揺れる様子。

見るといってもお金持ちの別荘の暖炉みたいに大っぴらに見えるワケじゃなくって、丸いストーブの10cm×5cmくらいのガラスの小窓から見える小っちゃな世界。

そんな小っちゃいトコから放たれる炎がほのかに回りを照らしてくれる。

炎の揺らぎには1/fゆらぎとか癒し効果があるとか何だかんだ言われてるらしい、忘れたけど。

 

時々照明を落としてストーブの火を見ている事がある。私は特に病んでもいないし元気なおばさんだけど、そんな時間があってもよかろうて。

ただただ見惚れてしまうのだから仕方ない。

 

そりゃAladdinとかと比べるとビジュアル的には若干アレかも知れないけど、

燃料を入れる器もデカいし質実剛健

灯油だけにちょっとめんどくさかったり、エコじゃないって事は知ってる。

それに気をつけないと危なかったりもするしね。

 

そんな不完全だけど

器がでかくてがっちりしてて

飾り気ないけどあったかくて

見ていて飽きなくて

しかも使えるヤツ

 

なんか理想の男みたい(笑)。

 

 

今夜はカレー