迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

大好きな部屋の景色が終わる

 

昨日から「今日は暑いよ~」と同僚たちと散々話していたのに、今朝は肌寒くて(午前5時ならこんなもんか)寝間着の上に思わずカーディガンを羽織った。

 

丸ストーブ内に残っていた灯油を完全に使い切るためにストーブに火を点ける。ただ単に放熱だけさせない(そんなもったいない事)。多分四半世紀は使っているであろうステンレスのおやかんにルイボスティーのパックを2個入れてストーブの天板にセットする。

燃~えろよ、燃えろ~よ、ペチカよ もとい ストーブよ燃えろ♪

はて?(朝ドラの影響大 笑)ペチカとは何ぞや?

ロシア語由来のペチカ(печка)は「焼く」という意味の動詞печьを基に作られた単語で、「暖房と調理を兼ねた設備」のことである。

 

ちょっと待って。

うちのコロ丸(CORONA社の丸ストーブなので密かにこう呼んでいる)もペチカと言って差し付かえないのでは?(言わないけど)。

 

コロ丸は本当に素晴らしい働きをしてくれた。LDKだけでなく洗面所にまで届くあったかさ。お陰で私たち夫婦はヒートショックの憂き目にあう事もなく快適な冬を享受した。雨だったり曇りだったり鬱陶しい日も洗濯物をカラリと。

 

鉄の塊ゆえにあなたは もとい コロ丸は重い。ル・ク〇ーゼ的な重さは許し難いけどあなたの重さには何て言うんだろう。人々の部屋を、冷えるカラダを、何ならココロまで暖めて差し上げたいという使命感の重さなのか(個人の感想です)。

 

LECの「コゲ落ちくん」で天板の料理の痕跡をこそげ落としていく。ほとんど毎日コロ丸の天板で何かを料理していた。天板に点々と残っているコゲ跡が何だか愛おしい。

料理はあまり得意ではないけど、コロ丸での調理は楽しかったな。

ただでさえ苦手な日常の料理の場に新しいステージみたいな…。

 

コロ丸を導入したことで光熱費は冬の間だけ上がっている。

重油の高騰を受けており悔しいし、だいたい20リットルの灯油ってどんだけ重いか。それをを入れたり運んだりする手間もある。

 

おつかれさまでした。

あなた もとい コロ丸がいる景色が大好きだった。

 

て、言いながらひとりでは重すぎて

来年まで眠ってくれる箱には持っていけない。

いや無理すれば出来る。

 

それでも

 

もうすぐ帰ってくる夫に頼もう。

 

古い土を干して腐葉土を混ぜ夏野菜の苗を植える

リビングから。えんどうが終わった後に何を植えよっかな。

 

苗を選ぶときは少しでも元気な苗と選ぶのだけど

み~んな元気に育って欲しい。

 

爪に入った土をお風呂で落としてこよう。