迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

田植えしてきました

 

おかしいなぁ、今日は曇りの筈なのに。

早朝の小雨も止み田んぼに着いた頃にはピーカン。

 

さすが強力な晴れ女が主催するだけの事はある。

その晴れ女は私の希少な友人で私の前職の関係で28歳頃知り合った人。

彼女は定年退職後(私より4つ上)、農家になりある団体を立ち上げている。

今日はその彼女の田んぼに苗を手植えする。

ぶっちゃけ明日が仕事ならお断りしたかも?しかしながら私は4連休の真っただ中。

それに断る理由も特にない。彼女にも会いたかったし(これ一番)。

 

実は去年の初めての田植えにも参加している(ブログ開設のちょっと前)。その後、田んぼワークのお誘いを受けていたけれど、仕事で都合がつかなかったり、父がアレしたり、はたまたアレしたりで、人様の田んぼのお手伝いをするどころではなかった。

 

泥の田んぼに入るのに長靴など何の役にも立たない。絶対に脱げない対策をするなら別だけど。私は昨年同様、ぶ厚めのハイソックスを履いて挑んだ。

 

空が青いなぁ(笑)。ここは大阪です。

 

田植えの写真はこれだけ。手もドロドロでスマホなんざ触れやしません。

 

ハイソックスを履いて挑んだ私の足でございます。

 

子どもも大人も泥の田んぼに足を取られながらも作業を進める。

 

「わ‘‘ぁ~~~」「ひゃぁ~~~」「カエルぅ~~~」

かと思えば、仕事の話しながら植えてる人もいたり…。

子どもさんも参加していてなかなかのムードメーカーになってくれたり、

主催の彼女がパートナーとちょっとしたバトルを繰り広げたり(笑)。

 

腰は痛いし汗は目に入ってくるし腕は日焼けするんだけど楽しい。

他に何も入ってこないみたいな・・・

隙間がないみたいな・・・

 

何て豊潤な時間を過ごしたんだろう。

 

 

*********

 

後、〇〇分で終わるって時のあの皆の集中力。

だったら最初からそ~せ~よ~みたいな。

そういうのってない?

 

今日の予定の田植えが終わる、何だかんだで終わる。

泥だらけの手足を田んぼの横の水路で洗う。

泥だらけだったみんなの手足がピカピカしていく。

何か、ホッと感が漂いまくる(様な気がする)。

私も遅れて手足を洗う。

火照った体に水温がやさしい冷たさで、

汗をかいたおでこを撫でる風がめっちゃ気持ちいい。

 

 

労働の後のお楽しみは皆で食べるお昼ご飯。

彼女が居ずまう古民家に集う。

 

今回は彼女の人脈ではるばる島根からゲストがいらしていて、持参の魚をさばいて、

お刺身・カルパッチョアクアパッツァ・すり身を揚げたもの・スープ2種類etc。

他にも卵のキッシュ・ポテサラ・フレッシュトマト(畑の朝採り)・・・

そして、かまどで炊いたご飯。彼女が作ったおはぎ。

 

お料理をサーブするとアッと言う間に無くなってお料理の写真はこれだけ。
左のかまどは私も一緒に作った(笑)

おしゃれな盛り付けではないかも知れないけど

島根のゲスト夫妻の皆んなに美味しく食べて欲しいという気持ちが伝わる。

すり身を揚げる担当の私にしてくださったアドバイスがやさしくって丁寧で。

「こんな風にふくれてきたら上げるだけよ」

そのすり身は大好評だったけど撮れなくって残念。

「あなた、揚げたて食べて」

嬉しくて 美味しくて、そりゃ。

 

参加者の方々からレアなお話もいっぱい聞くことが出来た。

普段は忙しさや惰性に流されて忘れかけているけど、

やっぱりこういう事を折りにふれ経験することで、

私の土は痩せずに済むのかな

 

なんてね