迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

人の器の大きさと温かさに触れた旅①

 

友人との一泊旅行の事を書こうと思いつつも、

翌日から仕事だったりでなかなかノーパソを開く気になれず…。

現実との乖離が(笑)。

今日も休みとはいえどもすることも多々あるしダラダラもしたいし。

で、こんな時間になってやっとこさキーボードに向かっている。

 

楽し過ぎた2日間はアッという間に過ぎ、もう3日が過ぎようとしているし、何と8月になってしまっている(気が付いてたけど)。

早っ(気が付いてたけど)! そりゃ年もとるわ(気が付いてたけど)。

 

28日午前10時前友人が車で迎えに来る。

行き先は島根県出雲市

私の居住する大阪堺市から6時間近くかかるというのに何故こんなゆっくり出発なのか?

友人は朝から田んぼの水管理をし、何と畑の師匠の所で2時間仕事してきているのだ。

タフな人である、相変わらず。

友人は私よりも3つ年上。私が6月に田植えを手伝った田んぼの持ち主。

 

彼女とは昨年奄美大島3泊4日旅もしていて過去にも何度も珍道中をご一緒している。

前職時代に知り合ってから四半世紀のお付き合い。

定年退職してからあるコンセプトを持つ農業法人を立ち上げてワークショップ(先日の田植えも)などを開催しているある種の人物である。知る人ぞ知るではあるけどそこそこ有名人なので、あるコンセプトも含めてあまり詳しく紹介するのは避けさせて頂く。

 

現役時代は食品関係のバイヤーで全国津々浦々回っていて、退職した今も各地の生産者やメーカーと仕事を離れた利害関係のない良きおつきあいをしている。

彼女のその太い人脈のお陰で私の様なただのおばさんも旅先での厚待遇を受け、貴重な経験を享受する事が出来ているのだ(respect)。

 

今回も宿泊先はとある水産会社の社長宅の離れ。

外観の画像は貼れないけど離れと言っても「旅館?」ってな位の立派な純日本建築の品の良いお宅。社長宅も輸入住宅でとっても素敵なお家。

夕食はそこのダイニングルームで社長自らさばいて下さった新鮮な魚介類や奥様が作ってくださった前菜や鯛の粗炊きなどを頂きながら美味しいお酒も頂いた。

 

珍道中の途中から同行されていた友人の知人(有機農業の研究者)も同席されていて、普段は聞けない興味深い話もたくさん聞けた。

お腹はもちろん知的好奇心を大いに満たす夕餉だった。

 

ステキなダイニングルーム。夕餉の準備中。

一番手前の夏野菜のゼリー寄せの美味しかった事ったら。

 

 

社長ご夫妻は私も20年位前から何度かお会いしていて、

先日の田植えでもご一緒しているのだけど、

色んな意味で余裕のある器のでかい人たち。

やさしくて面白くて知的で飾らなくて。

気さくだけど心のこもったおもてなし&適度に放っておいてくださる

 

もちろん、私の様なただの女をいつも誘ってくれる友人の器もでかい。

豪快で情熱的で人情家なハンサムウーマン。

感謝の極みなんだけど、

いつもその器の大きさにちゃっかり乗っからして頂いている(笑)。

 

次回は2日目の思い出を。