迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

お盆休みの純日記 8/12の事

 

午前11時、長女ファミリーと合流して義父のお墓参りに行く。穏やかで口数は少ないけれど、いざという時にはとても頼りになる人だった。暑いでしょうと孫が何度も墓石に水をかけた。

私の母のお参りへと向かう。母を永代供養して頂いているお寺の駐車場での激混みが予想される為、義父のお墓から歩いて5分位の地下駐車場に車を停め、お寺まで約20分歩いた。「こんなに暑いんだ、外は」と思い知る。

お寺は人であふれていた。明日から天気は下り坂で台風も接近しているし、みんな考える事は同じだ。無事にお参りを済ませて、また駐車場まで歩いて戻った。

炎天下のコンクリート上の行脚。みんなで声を掛け合って励まし合いながらやっと駐車場に辿り着く。

 

 

汗だくで歩く夫と日傘を差してあげる次女

 

孫(14歳)と次女は仲良し

父のホームへ向かう途中の車内で、炎天下の行脚の途中に立ち寄った仏具屋で買った造花の仏花(父の居室の仏壇に飾る為)をどこかに落として来てしまった事に気付いた。いくら暑くて朦朧としていたとはいえ、どこまで迂闊なんだよ、私。造花の仏花は前回会った時に次に持って来ると約束していたのだ(手が不自由な父が水を替えたりしなくて済むように)。あの仏具屋で一番高い造花だった事も悔しさに拍車をかける(本音)。

「この悔しい気持ちはどうしたらましになるんやろう」と言うと、

次女が「こんな時のために普段節約に励んでるのよ」と。

ん?とは思ったけどなるほどねと妙に納得してしまった。夫が言ってたらまた違ったんだろうけど(笑)。

 

父を車に乗せて某レストランへ。今夜のご飯が手作り餃子の為、王将は却下。7人なので隣同士の2つのテーブルでの会食となった。父は上機嫌でひ孫の美しさを何度も何度も称え(笑)、長女の穏やかで真面目な夫の事を「好き」と絶賛し、次女には「出世頭」と前時代的な言葉で褒め、私の夫には「からだに気をつけてくださいよ」と(笑)。

 

レストランで思い出の話も飛び出し、泣き笑いの約2時間があっという間に過ぎた。7人の写真をレストランのスタッフさんに撮って頂き、ここに息子がいたら完璧なのにとふと思う。

 

父をホームに送る。半袖がいらないというので持ち帰る。その際、孫が丁寧に半袖シャツを畳んでくれた。父が「やさしいね~」とアリさんマークの引越社の赤井さんと同じイントネーションで言ったのが可笑しかった。

 

我が家に戻ると玄関先にAmazonから「FireTVStick」が届いていた。早速、次女主導でテレビ2台分の設置・登録を済ます。夫は早速、韓流のドラマを見出した。一旦自宅に戻った長女ファミリーが再度合流して、女性陣4人で餃子90個分を包む。やっぱり私が一番下手。料理上手な長女がさすがに上手い。ヒダの付け方なんかパーフェクトだ。

 

2時前のランチだったので、皆あまりお腹が空いてないと言っていたが、90個の餃子はきれいに無くなった。子どもたちが3人家にいた時は100個以上作っていたからまだ少ない方だ。孫がとても小食なので少し心配だが口には出さない。

孫におこづかいをお渡しする(笑)。500円玉ばっかりをポチ袋にぎっしり詰めて。

 

次女が我が家に残したままの自分の紙類の整理をし始めて、その中から6人時代の「SMAP」のフィルムに入った新品の下敷きが出てきて皆で大騒ぎし、「売ったらええねん」とはしたない意見が飛び交う。その後、何かが出てくる度に「懐かしすぎる」と手が止まり、一向に整理整頓にならないというあるある現象が展開されていた。

 

明日の予定などを夫を除く(韓流ドラマにひとり夢中な為)5人で相談し決めて、web予約を次女がしてくれる。

長女ファミリーが手土産に持ってきてくれた有名なお店の「フルーツ大福」をみんなで呼ばれて、まだその上にアイスも食べる。

 

太るのが怖くて盆が過ごせますかいな、そんなもん。