迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

お金の流れを整える

 

休みだというのに5時頃目が覚めてしまう。

仕事の日は同じ様に5時頃目覚めてもベッドの中でぐずるというのに、休日は何故かシャキーンと起き上がってしまう。

今でも低血圧だが若い頃は「こんなに眠いのなら、このまま一生寝ていたい」という位に朝は廃人レベルでダメな人間だった。前職の仕事関係者で毎日5時起きで晩御飯の支度まで全部済ませてから出勤するという人がいた。

「5時とか私にとっては深夜ですわ。何でそんなに早く起きられるの?」と聞くと、

「だって1日は24時間しかないのにもったいないじゃない」と言ってたなぁ。

当時は超人か!って思ったけど、今なら何か解るの笑)。

 

スーパーの9時開店と同時に店に入り、父のおやつ・チーズ・飲料・お掃除シート等を購入する。そこから某メガバンクのATM・ゆうちょ・私のメインバンクとはしごして用を済ましてから父のもとへ。

 

父は社長椅子に座っていた。

今日はさすがにエアコン(暖房)は稼働しておらずホッとする。

冷蔵庫に買ってきたものを収納しようとすると庫内には飲料がぎっしり。私が前に買ったものも飲んでいないの?父に聞くと「飲んでる」という。

いつもの様に部屋の掃除をし始めるとジィッと見ていて「あまり動かんとき。またしんどなるで」と言う。「はぁ~い」と返事する。

内心は(こんなもん動いている内に入れへんから)と思いつつ。

父の一見労わってくれている言葉を素直に受け取れない自分がいる。そういう自分がめんどくさって思う。

前に「心配かけんといてや、こっちのストレスが溜まるから」と言われた事が思いのほか引っ掛かっているっていうか…こんな事は今に始まった事じゃない。

 

それでもお互いにお互いを思いやる親子を演じて部屋を出る前には手と手を握り合ういつものクサさ もとい 麗しさ(衝動的に心から握る事もあるの)。

部屋のドアを閉める前にいつも思う。この父の姿を見られるのは永遠ではないという事を。逆に父が私の姿を見るのも永遠ではない。だから途中なんだかんだあったとて帰り際はちゃんと顔を見て手を握る。

「また来るね」「ありがとう」の言葉をいつも何往復するだろう(笑)。

これはお互いにお察しの儀式なのかも。

 

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昨日も休みだったので溜まっていたレシートを分類して家計簿(B5サイズ)をつけていた。アプリを使えば楽だとは思うんだけど、見開きで見渡せるサイズ感が好きだし、お出かけした際のチケットを貼ったりちょっとしたメモを書いたりと家計簿というよりも生活の痕跡帳というか。

 

午後から1年間の生活費の再確認をしてみた。

わが家は夫が自営なので把握がなかなか難しい。確定申告は税理士に任せているのでヘタな事にはならないとは思うけど。

 

固定資産税・光熱費・食費・通信費・自動車保険地震火災保険・最低限の医療保険国民健康保険(夫)・映像系のサブスク・お互いの私的活動費などザックリと試算すると昨年よりも支出が少ない。夫が抱えていた負債がなくなった事が大きい。

 

わが家の生活費がよそと比べてどうなのかは解らないけど、低年金で老後を生きなければならないわが家の場合、不毛な老後不安に怯えるよりも今の生活のお金の流れを把握する事がたいせつ(当たり前の事だけど。そこが曖昧になってしまってエライ事になってしまった時期があったのでこれは基本のキ)。

この様な事をこの先もちゃんと話し合える事も。

あまりシビアにならないように(笑)。