雨なので少しは涼しくなるかと思ったら甘かった。
蒸し蒸し蒸し蒸し、台風で吹いていた風はどこに行った?
台風は去ったが新幹線の混乱はまだ続いている。ニュースではコロナの行動制限がなくなってやっと故郷へ帰った人がインタビューに答えていた。こんな思いをしたけど帰れて良かったという様な事を話されていた。私もその立場なら同じことをしていたかも知れない。
今は帰る実家もないけれど、逆に迎え入れる立場になっているんだなぁ、この私が。歳月の流れにしみじみというより、気が付けばこうなってたって感じだ。今もまだやる事がいっぱいあって、子どもたちが帰ってくるのを指折り数えてという事はないもの。母が生前、早々と電話してきて「いつ帰るのか、何が食べたいか」と何度も聞いてたっけ。私も予定は聞くけどあくまでもこちらの都合があるから。ただでさえ、迂闊で段取り下手のくせにそこそこ忙しいんだからサッサと連絡よこしやがれって感じ(笑)。
帰宅すると次女はまだ仕事中。ちゃんとメイクしてイヤリングまで付けている。会議で上半身が映るし、身支度をきちんとしないと仕事モードに入れないかららしい。なるほどね。
次女はリビングのソファに座って仕事している。ソファには白いリネンのカバー、背景の窓には白いカーテンがかかっているので、レフ版効果はバッチリだとは思う。と思っていたが、今聞いてみると背景は変えられるらしい(笑)。エライ技術の進歩ですなぁ。
エライ技術の進歩ではあるが、次女がMacbookを置いているのは、彼女が小学校に入学した時に買った学習机に付属していた引き出し付きワゴンなのだ。26年選手。バタフライ式のテーブルが付いていて、私も普段家にいる時は大体ソファーに座って、このワゴン上でPC作業もメイクも朝食も済ませている。
元々は二階の私の寝室に置いていたが、昨年一階のリフォームの際に思い切ってピアノを処分し、そのスペースに学習机を置いてワゴンをソファーのサイドテーブルとして使っている。パイン材のシンプルなデザインでリビングの雰囲気を壊していないとは思う(知らんけど)。
「クィア・アイ」を今日も次女と観る。シーズン7まであるのでしばらく楽しめそう。
次女が仕事している姿を観る私の目には、自分の娘として誇らしい気持ちと羨望とが入り混じっている。以前は私も在宅でも仕事をしていた頃があって、あのままあの仕事を続けていたらどうなっていたんだろうと思う気持ちがあるにはある。
ちょっとまぶしくて、あの頃の自分と重ねてしまって、だからどうしたって話だけど、それこそ何の話やって話だけど。
※私は時々シレっと過去記事を編集している。誤字の書き直しや言い回しの変更など。その度に新規更新みたいになってたらごめんなさい。
自分は能動的にそんな事しているくせに、写真のキャプションを書き直す前の文章が、写真にカーソルかぶせた時にちょろっと出てくるのがすごい嫌(笑)。