迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

スーパーの駐車場で夏を見送る

 

仕事帰りにセリアに寄る。

フェイクレザーのカットクロスを購入する(ダイソーにはなかったんだな)。父が居室で使っている社長椅子の表皮が一部分ハゲてしまっているのがあまりにもアレなので修理するために。

ハゲている箇所は右のひじ当て・後頭部が当たる部分・座面一部(わかりやすい)。もう3~4年使ってはいるけどハゲるの早くない? どんだけ座り続けているかと思うとちとせつない。兄が買ってくれた椅子だからめちゃくちゃ気に入ってるのは解るけどね。いつ行っても社長椅子に座っている父。まぁ他に座るところもないんだけど。

 

カットクロスと一緒に「セメダイン」の木工用ボンドも買う。木・紙・布・革用と記されてるから大丈夫とは思うけど。貼り付け失敗したらそれこそ悲惨な事になること間違いなし(笑)。いや、笑い事ちゃう。

 

シャトレーゼで父の好きなおやつを買う。個包装で1個売りしているタイプの物。父の冷蔵庫に入れる時はいつも黒い太字マーカーで賞味期限をデカデカと書く。私自身は多少の賞味期限越えには強いタイプだが、何せ父は御年93歳。「娘が買ってきたおやつの賞味期限が切れていてお腹壊した」なんて事が起きたら目ぇも当てられません。今まで親孝行で通ってきているこの私が、そんな事で不名誉なレッテルを貼られるなんていや!(て、まだ何も起きてないから)。

 

 

仕事でくったくたに疲れていたけど気になっていた買い物が出来て満足。

 

涼しい店内から駐車場に出たら、もわぁっと蒸し暑いのなんの。

 

ふと空を見たら夏の真っ盛りの空じゃなかった。

こんなに暑いくせに空は夏の終わりを連れてきていた。