3連休最終日(国民のじゃないです)。
朝イチでフィットネスクラブへ。ヨガ1時間とその他の1時間のクラスに入る。最近、火曜日が休みになる事がなかったので、滅多に入らないクラスだったが気持ちよく動けたしY字バランスが決まったので満足。
急いで帰宅してシャワーで汗を流し、身支度する。家を出る前にポストを見ると旅行社の分厚い封書と一緒に小包が届いていた。その届いた小包の事をしていたり、2階の窓を閉めに行ったりしていたら予定時間ギリギリになってしまったので、急いで家を出て父のところに向かう。
父とは先週の木曜日にランチしたところだが、その時に個人的3連休の事をつい父に喋ってしまったのだ(笑)。まぁ、行ける時に行っときましょって感じ。
途中でスマホを忘れてきた事に気づいて軽く自分を呪う(父の写真撮りたいから、家族のグループラインに流している)。だが、今日のランチは拙宅にほど近い「トンカツ屋」さんの予定だったので、お店に行く前に取りに帰ろう。父にその旨を伝えると、父も「ハンカチもナニも忘れてきた」と言う(補聴器をしていても声はデカい)。ふと、父を見ると92歳にしてはハンサムな顔が全開ではないか(笑)。ナニてマスクの事ね。で、スマホと父のナニもといマスクを取りに帰り、いざ「トンカツ屋」さんへ。
付き合い始めの10代のカップルの様にベンチ式の席に並んで座る。このお店はテーブルが広くて向かい合わせに座ると会話の音量が70デシベルを超える可能性があるので、機転をきかしたまでだ(自分で言うな)。
父はコロナ前はいつも黒豚を頼んでいたので、今回も黒豚のロースかつ膳120g。私は本日の日替わりランチ(ロースかつ・ヒレカツ)、食後に父はアイスコーヒー、私はホットコーヒー。注文方式が近頃主流のタブレットだったので、父の視線をビンビンに感じながらも無事に注文し終え、私のちっぽけなプライドは守られた。
『王将』の天津飯の時は抜群のテンポでずんずん食べる父だが、トンカツがなかなか進まない。横目で見ていると(あまり口出しすると嫌だろうしね、私だって嫌やわ)、赤出しばっかり飲んでるし、ふわふわのてんこ盛りのキャベツはひと口も手をつけない。その様子を見ているとコロナ前の記憶がよみがえって来た。あの頃もそうだった。うわぁ、なにも変わってないわ。絶対にトンカツを2切れほど残すな、きっと。
「ごちそうさん! 赤出しおいしかったわ~」(そこ?)
てんこ盛りのキャベツと2切れのトンカツがお皿に残っている。
記憶通りの小気味よい展開、ある種の儀式か。
そして、あの頃の様に私がその2切れを始末するのだ。
「もうっ、太るやん」と言いながら。
食後のコーヒーを飲みながら(父のアイスコーヒーのグラスがやたらと背が高くハラハラする、父も上半身を必死で伸ばしながら口を突き出して飲んでいる)、色々と話した。先日買って来ると約束していたノック式マーカーで同時に買ったメモパッドに私が書いて父が答えるというハーフ筆談みたいなスタイル。
小さなメモパッドだったので、何枚も何枚も使いながら話は弾む(こういうの弾むって言うのかな?)。店内は平日という事と既に14時前という事もありお客さんも少なく父の大きな声もさほど気にならない。何かすっごく嬉しくなって、まだ書こうと10枚目くらいになった時に父が、
「聞こえてるで」
私は書きながら書いている事を声に出していたみたい(笑)。
たまにいる。書いている事を全部言っちゃう人。私か~い🤷♀️
「次はカツカレー行く?」と書いた時、
「もうジジィの事はほっとき。うかちゃんもせっかくの休みやのに。好きな事したらええねん」と言った。
まぁ、これは時々言わはるねぇ。
今更気ぃつこてどないするのん。
私の自由時間の使い方は私が決める。今日一緒にご飯食べようと思ったのも、やっぱり一緒にいるとうれしいからに他ならない(ブログも書けるしね←限りなく小声で)。
「私が行きたいから行くねん」と書いておいた。
父を送って行って帰宅後、バッグの中を見たら父に渡すはずだったノック式マーカーとメモパッドが出てきた。あちゃ~、またやってしまった。
まぁ、書いたトコはめくっていい記録として保管しておこう。
父に「渡すの忘れた」とラインを送る。明日の朝にでも職員さんがいつものように父に代わってラインを見てくれるだろう。父の返信はいつも「ありがとう」。
もちろん職員さんが打ってくれている事を私が知っている事は内緒だけど。