迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

気持ちはちゃんと伝えよう

 

ヒアルロン酸を打っている。

 

残念ながら顔にではなく、膝にである。

ダイエットの神が降りてきてから食後にyoutubeを見ながら有酸素運動とゆる~い筋トレをしている。(下リンク参照)

 

ukahodo.hatenablog.com

 

我ながら感心するほど食後に20分ほどの運動をこの3か月毎日励んできた。お察しの通り、膝を痛めてしまったのだ。痛いという程ではないのだが何となく違和感を感じていた。以前にもこの感じを経験していて、その時もヒアルロン酸注射を打っていたのだ。この時の注射が劇的に効いたので今回もひどくなる前に打っておこうと思った次第である。今せっかく楽しんでいるジムでのスタジオレッスンも出来なくなったら嫌だもんね。

 

そんな訳で近くの整形外科で膝を診て頂き、ヒアルロン酸を打つこととなった。

 

この医院は以前手首を骨折した際にお世話になっている。その時先生が「まぁ、年も年なんで骨粗しょう症の検査しときましょか」(ひとこと多い)

「自分だけはいつまでも若い、骨粗しょう症なんか年寄りの病気やと思ってる人が多いんですよ」(いや、そこまで自惚れてないし)

「一見若く見えても骨カスカスの人もいてる」(カスカスて…スカスカちゃうん?しかもまだ結果出てないやん)

 

が、検尿の結果、あえなく骨粗しょう症と診断されてしまった。

年寄りの病気とまでは思っていなかったがショックだった。

  

「一か月に一回服む薬をお出しします」

 

そう、この薬が今回先生との間にひと悶着を引き起こす事となるのだ。

実はこの薬は以前に半年服用して止めたのだ。

理由は 

(1)高い(笑)

(2)知人がこの薬を長期服用していたにも関わらず椅子から立ち上がっただけで大腿骨を骨折したのだ。薬との因果関係は不明だが(←強調)、色々と話を聞いている内に服む気が全くなくなってしまった。

 

で今回、先生が「あなた前に骨折で来てるね。骨粗しょう症の検査しとこか」と極当たり前のようにおっしゃった。

「検査は前にして頂いて骨粗しょう症と言われました」

「あぁ、ほんならまたあの薬出しとくから服んでください」

「先生、私あのお薬は服まないでおこうと思ってるんです」

 

 

それから侃々諤々のやり取りがあり…

先生も若干語気も強くなってきて…

堂々巡りになりそうで…

 

 

「先生、その薬を服むか服まないかを私が選べないんですか?」

 

「・・・・・・・・・いや、選べますよ、そりゃ」

 

 

 

はい、服まないことと相成りました。

 

 

 

で、今度は本来の目的である膝へのヒアルロン酸注射だ。

 

先生、まだ何か言いつつも「はい、いきますよ~」

構えてはいたが予想のタイミングより早くきたっ!

 

 

「痛 た た た 痛~~~~~~~~~」 

 

自分でもびっくりするくらいの声が出た。

 

「あぁ、力入れるからですよ~。力入れたら痛いんですわぁ」

 

いや、確かに。

でも、痛すぎやしないか。

前に打った時も痛かったけどこのレベルではなかった。

やはり直前の舌戦による心理的圧迫も影響したか(笑)

いや、あんなやりとりがあった事なんかこの期に及んではもうど~でもよろし。

もう、わたしゃ抜け殻だよ。

ヘロヘロ。

 

ナースさんの「はい終わりましたよー。ベッドから降りてくださいねー」

 

いや、足に力入らないんですけどぉ。

大げさと思われたかも知れないが足を引きずりながら「ほうほうのてい」で診療室を後にした私だった。

 

会計を待っている時に先生が私に歩み寄って来て、

「次からは力入れないでくださいね。ちょっと動きはったけど漏れてへんからね。心配せんとって。ほな、後4回がんばりましょ」

気のせいとは思うが先生の目がキラッと光った様な気がした。

 

 

ちょっと口は悪いし早口やしアレやけどいい人や~ん。

 

 

そして、また一週間後

何事もなかったかのようにヒアルロン酸のお注射を打ってもらいに行く私だった。

 

 

 

何の話や(笑)