迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

雨上がる

 

雨の日が続いている。

菜種梅雨と言うにはちょっと早過ぎる気がするけど、今シーズンの暖冬っぷりならさもありなん(普段こんな言葉使いはしない 笑)。

1週間近く雨が降ったりやんだりしつつも気温が高い日が続き、庭のあちこちで雑草たちがぴょこぴょこと芽を出している。今年の雑草祭りは例年よりも早く来そう。

 

午前9時過ぎには雨は止み曇り空へと変わった。昨日までの2月とは思えない陽気から今日は気温は低め。

 

父を迎えに行く。父には昨日今日行く旨をラインで伝えていたが未だに既読は付かず(苦笑)。もちろんホームのスタッフさんには伝えてあったので父は一階のロビーのソファに座わって待っていた。綿のロンTに綿のベストという「まだ、その恰好は早いやろ、しかも今日寒いのに」と突っ込みたくなる装いで。スタッフさんが「外は寒いから上着を持っていった方がええんちゃいますか」と声を掛けてくださったにも関わらず。次からはやっぱり部屋まで迎えに行く事にしよう。

 

行き先は餃子の王将(鉄板)。

一応行く前に父に尋ねてはいるけどやっぱり王将なのだ。

いつもの天津飯と餃子1/2。

一定のリズムで口に運びペロリと平らげた。

ホームの食事は半分くらいしか食べないと聞いているのに。

王様 もとい 王将様様である。

 

前回に訪問した時「晩御飯を食べさせてくれなかった」と訴えた父だったが、その後はそんな様子も見られないらしい(副所長さんの話)。良かった…ほんとに。アレは一体何だったんだろう? 

でも今はもう考えるのはやめよう。

 

超難聴の父は声が大きい。

「王将はやっぱりおいしいなぁ」と満足気。

 

前回はどん底に突き落とされた気分だったけど、

今日のこんなちょっとした事がどんよりと重たかった気持ちを軽くしてくれる。

正直に言えば今日も行く前は気持ちが重かった。雨が強く降っていたら父を介助して歩くのは危ないのでやめようと思っていた(正当な言い訳をどこかで探していた)。

やはり雨は止んだ。断る理由はなくなってしまい行かざるを得なくなった。もちろん事前に今日外食することを聞かされている父をがっかりさせたくないとの思いもあったけど…。父の様子を見ていると結果オーライ。

 

迷っているくらいならサッサと行動しやがれと今は思う

どうせ、ほっとけないんだから 笑。