迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

3か月ぶりに父と餃子の王将へ

 

いつもより遅めの起床。

12月というのに暑くて中途覚醒してしまい熟睡出来なかった。まだ毛布を使わず羽毛布団だけで寝ているのだけど。この陽気はしばらく続くようで、15日金曜日は最高気温が22℃という予報が。

ただ、17日日曜日から最高気温が一桁代になるらしい。その寒暖差10℃以上。そんなに急に冷えなくてもよろしいのに、魔法が解けた恋人たちじゃあるまいし(寒っ)。

 

今日も父のところへ。

部屋に入ると昨日のごろり~んぺしゃんとは打って変わって、社長椅子にシャキ~ンと座ってスタンバイしていた。振り向いた顔も心なしか紅潮している様に見える。お昼ご飯(餃子の王将)を食べに行くのが嬉しいのかしら、可愛い。昨日はチャーハンが食べたいと言っていたけど、部屋を出る時にいきなり「やっぱり天津飯がいい」と(笑)。やっぱりて(笑)。どんだけ天津飯LOVEなん。天津飯天津飯冥利に尽きるってなもんだ。

 

父はメニューを見て「天津飯セット」にすると言う。天津飯と餃子一人前・鶏のから揚げ2個・スープのセット。

「え!?鶏のから揚げ付いてるけどいいの?」

「食べて」私を指さす。

私が食べるんかぁ~い!

どうせ餃子を1人前頼むならこのセットがいいと思ったのだろう。父の意見を尊重して私は食べたくもない鶏のから揚げを食べるという使命を果たすために、ジャストサイズ(本メニューの1/2くらいの量)のチャーハンを注文。

 

父は黙々と天津飯を口に運ぶ。その度にハンカチで口を拭う。この一連の動作があまりにも一定のリズムで規則正しく行われるので父らしいなぁと。

私と父は見た目も似ているけど、食事の仕方も似ている。いわゆる三角食べが出来ないのだ。おかずが何種類かあったらひとつを徹底的につぶしていくタイプ。

父も規則正しく天津飯を食べ終えると、お茶碗に入った冷酒を飲むように器を持ってスープをぐいっと飲み干した。〆は餃子をひとつだけ。

 

久しぶりの外食で食も進んだようで良かった良かった(笑)。

前の外食はいつだったっけ?

 

ukahodo.hatenablog.com

 

こんな時ブログをしていて良かったと思う。記録がちゃんと残っているから。

11月の母の13回忌(この時の事が未だに書けていない、別に特に理由もなく疲れていたのでパスしたまま)の会食を除けば3か月くらい行ってなかったんだ。9月の外食の後、しばらくして父が5針縫うけがをしたり、入れ歯を作り直したり、外出と言えば病院ばっかりだったもんなぁ。

王将なら近いし私のお財布もさほど痛まないし(笑)、これからも天津飯を食べに連れていってあげようと思う。父にとってもいい運動の機会になる。それに日の光を浴びないとね。

父との関りは私も自分の休息とやりたい事はきっちり確保しながらですけど、何か?

 

父との食事後、髪を切りに行った。そうそう、父も午前中に出張理美容の方に髪を切ってもらっていた。ほとんど丸坊主。年末だしさっぱりしていいんじゃない。

私も伸びた分を切ってもらう。白髪対策はヘナのトリートメントで色を入れているんだけど、短くしたら隠れていた白髪がこぞって出ていらして「おぉ」となる。

実は今、トリートメントをたっぷりと髪に塗りこんでこれを書いている(笑)。シャンプー後の濡れた髪よりも乾いた髪の方が色の入り方がいいので。

 

今日は父に特にイラッとする事もなく穏やかな時間を過ごせた事に安堵する。カリカリピリピリしてやさしくなれなかった日の後から押し寄せる自己嫌悪がほんとキツイ。

年末の今頃になって思い出した。今年の年頭所感っていうか目標を。

どこかにお出かけするのもいいけど、普段をご機嫌よく過ごす事(笑)。

 

さぁ、髪を洗い流そう。