迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

ネックレスを編みながら

 

 

時々、編み物をする。

 

今はレース糸でアクセサリーを作成中。

7月半ばにちょっとした集まりがあるのでそこに着けていこうと思っている。

本のディスカウントコーナーで購入した編み方本に載っていたネックレスがとても素敵だったので100均のレース糸で編み始めている。

 

出来上がったらこんな感じ(になるはず)。↓

 

「洗える麻糸で編む上質バッグと帽子」越膳夕香 文化出版局 ←この本の作品はどれもステキ。シンプルでセンス良くて編み方も簡単。

 

 

 

服が好きだ。シンプルでベーシックなデザインで天然素材のが好き。

 

ファッショナブルよりもスタイリッシュなコーデが好みだが、ワードローブはどれもこれも似たり寄ったりの服ばかり。だからどのアイテムと組み合わせても違和感なく組み合わせられる。そこに味付けとして帽子(手編みのベレーなど)やバッグ、手作りのアクセサリーで個性を出すようにしている。例えば上の画像の様に。

 

今は自分のスタイルが確立されて好きな物もはっきりしているが、過去には流行りを追いかけ、随分と散財していた時期もあった。それほど欲しいわけではないのに買うという行為で自分の心の隙間を埋めていた様に思う。それから自分自身も経験を積み、頭を打つこともあったし、今では服を買う事は本当に減った。

 

 

 

 

消費だけでは心が疲弊していくのだ。

何かを作ったりしていると心が満たされていくのがわかる。

 

私のやっている事なんて本当にちっぽけな生産で、

ナルな自己満足の極みではあるが。

 

 

お金がないから作るんじゃなくて

(いやそれはそれで大いなるモチベーションとは思うが)

お金をそんなにかけられないなら工夫とセンスで勝負するのだ(笑)。

 

 

 

 

100均のレース糸で作ったネックレスを見た彼女たちの顔を想像する。

 

「え~~~~~~~~~~~~っ!?100円? 見えへんわぁ。

 いやぁ、すごいわぁ」

「ほんまやわぁ、めちゃええやん! 私にも編んでくれへん?」

 

「嫌です!」(キッパリ)

 

「え~~~~~、そんなんゆわんとぉ~~~」

 

 

そんな妄想にほくそ笑みながら

チマチマと編む私なのだ。