迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

服リメイクからのボケつぶし

 

ヨガに行く。

雨のせいか人も少なく鏡がよく見えるいいポジションをキープ出来た。

父の病院行きやら同僚会やら仕事やらで全然行けてなかったので、久々のレッスンはお麩ぅさんがお出汁をたっぷり吸う様に五臓六腑に沁みた…

様な気がする。

 

今日は朝から雨。

未読の本やマイリストに入ったまま観ていない映画などが溜まってきているけど、今日から10月だし長袖(昭和世代の衣替え感覚)という事なので、夫が相当前に買ってほとんど着ていないシャツをリメイクする事にした。

 

紺白のギンガムチェックで丸襟のプルオーバー。まぁまぁ可愛いらしいデザイン、着る人が着れば。大体ですね、ベア髭のおっさん(失礼)が丸襟て…とは思ってはいたのだ、当時から(失礼過ぎる)。

まぁ本人には言ってないけど、夫も気付いたのか気付いていないのか定かではないが前述通りほとんど着ていない。

もったいない!ったらありゃしない。

エコが命の もとい ケチが命の私としては憤懣やるかたない存在だったのだ、このシャツは。なので、何とか私が(笑)着られるようにリメイクしてみた。

 

 

左から①➁③で説明させていただく。

  • ①仕上がり状態。リメイク前の写真を撮ってないのでビフォーアフターの驚きナッシング。しかも途中経過写真なんて当然ナッシング。こういうのやり始めると夢中になり過ぎて他の事同時進行できないタイプB(決めつけはいけない)。
  • ➁袖丈を短くした。袖のカフスを外し、10cm位カットして再度カフスを付ける。布の厚みを乗り越えられないヘタレな もとい 控えめなミシンがゆえに手縫いとなっている箇所あり。笑
  • ③裾を短くして身幅を広くする。カットした裾布を脇をほどいた部分に縫い付けたのだけど、「細かいところは見てはいけない」はお約束。裏なんかもっと見てはいけない。
  • まとめ:普段着ならじゅうぶんな出来栄え(自画自賛)。もし、これを着ている時に人に会ったら手はすかさず後ろに組もう。相手がチラリとでも脇に視線を向けようものなら体温計を挟んでいるかのごとく脇をしめよう。完璧だ。堂々と買い物に着て行こう。

 

で、「もったいない」と言う事で過去にもプチリメイクしているシャツがある。

 

それにしてもチェックが多すぎやしないか。父のは全部私が買った物だけど。

 

上の3枚は父がボタンがかけにくいという事で没となったシャツ。水色×白ギンガムのシャツはこれまた夫が着なくなった物。4枚とも襟を外してバンドカラーもどきにした。水色×白ギンガムは裾も短くしている。

と、4枚も(まだ後何枚かある様な記憶が)リメイクしたにも関わらず上の3枚は1回も着ていない💦 もったいないと言いつつもリメイクという行為自体が目的となってしまっている良い例だ(いや、良くない)。

 

出先から帰って来た夫に「パパのシャツ、こんなんなったよ~」と言うと、

「これ、俺のか?」

(そこから? そらほとんど着てはれへんもんね)

「そうやん!パパのんやん!」

「えらい、かいらしい(可愛らしい)な」

(そう、あなたはその髭面でこんなん着てたんよ←大きなお世話である)

「そう?がんばった甲斐あったわ」

「これ、〇〇(私の名前)が縫うたんか!?」

(えっ!? この人何言うてはるん?)

「いやいや、縫うたっていうか、お直ししたていうか」

「直したんか!?」

(そうですっ! さっきからそのテイで話しとるんですわっ!)

で、話題を変える。

「パパって丸襟好きやってんね」

「マルエリ(彼の脳内変換、多分)って誰や?」

 

ほっほ~、そう来たか。

夫のズレ具合にはもう慣れっこにはなっているが、まさか人名と間違うとは…。ボキャ貧ゆえの嗚呼勘違い。

 

空気を変えるために、

「パパもリメイクしたろか?」

と、私のやさしさゆえ(笑)の冗談で返すと、アルパカみたいな表情でキョトンとしている。

慣れてはいるが、今日も今日とてボケつぶし。

 

めんどくさ。