迂闊にも程がある

迂闊なおばさんの悲喜こもごも

非日常とかいつもの事とか

 

昨日・今日と私的連休。

 

昨日は夫と牡蠣を食べる日帰りバスツアー参加。

私は子どもの頃ガリガリの大偏食家だったのにカキフライが大好物だった。ずっと牡蠣フライは牡蠣レシピ界ヒエラルキーの最頂点だと思っていた。

ところがどっこい、大人になってから殻ごと焼いた牡蠣にレモンを持てる握力の最大値で持って絞って食べるという「素材を味わう」なんてぇ事に出会ってしまう。もっと大人になってからは生の牡蠣&レモン果汁及び夏のクソ高い生岩ガキ&レモン果汁などという法律で取り締まった方がいいのでは?と思われるものに出会ってしまった(my牡蠣遍歴はこの辺で止めておく)。

 

そうそう牡蠣ツアー。

案内されたのはバスツアーではよくある団体様向けのと~っても広い大食堂。あのコロナ禍の折を生き抜いて来られたのだとリスペクト。

だから庶民でも思いっきり牡蠣食べられる。

既にテーブルにお料理がセッティングされていた。大きなカキフライが3つ。どこからどう見てもお冷めになられているご様子。炭火焼きの網の上には殻付き牡蠣が6個鎮座。

 

人の話はよく聞こう。食堂のスタッフさんの拡声器による説明では「食べ放題」だという事が迂闊な私たち夫婦にも伝わった。要はビュッフェちゅ~か、食べたかったら自分で労を厭わず席を立って取りに行きなはれ・・・

というシステム。

 

私、〇〇取りに行ってくるわぁ、相席の女性陣と相まってわんさか取ってくる。夫も炭火の上の殻付き牡蠣が自分の担当だと悟ったのか、サングラスは外してないけど噴き出しちゃうほど真剣な顔で殻付き牡蠣を見守っている。殻が少し開いてシューシューしてるのを自分が食べたらいいのに私に「食べや」とお皿に置いてくれる。

相席の女性(同年代?)たちの前でエエカッコしたのではない(はず、私の父とは真逆のタイプ)。

日ごろは夫も忙しくてなかなかゆっくり話す機会もないけど、この日は色々と話しを聞いてくれたし夫も話してくれた。

 

今日は私にすれば忙しい一日。

スーパー万代の1年で一番安い日。開店とほぼ同時に入る。

ヨガへ。

 

もう辞めようかなぁと思ったらこんな姿に会う。

 

好きなアーティストのチケット抽選が当たったので某コンビニで支払する。

そんな事久しぶり過ぎたのでプチ緊張する。QRコードを店頭で見せて10分以内にとかなんとかいうのがね。コンビニのスタッフさんは口にすることはないけど「あなた様の様なお客様はごまんとおられるので大丈夫(慣れています)ですよ」という私の様な疎いおばさんを傷つけない対応で本当に嬉しい、ありがとう。

 

私がこの人のライブに申し込める様に応援・示唆してくれていた東京の次女に支払いが無事に済んだとラインする。次女は次女で6歳から18歳まで続けていたクラシックバレエを再開し発表会に向けてレッスンを頑張っているという。次女が送ってくれたレッスン動画を見た。うらやましい。仕事でも何でもない自分が好きな事に時間を費やせる気持ちがある事。

 

父に会いに行く。お昼寝してた。

そーっと部屋の掃除したり備品チェックをする。

昨日のツアーで買ったお土産と父が好きなおやつを冷蔵庫に入れる。

父の肩をツンツンとした。

うっすら目を開けた父にお土産とかおやつとか冷蔵庫にあるからねと、父の目を見て手を握って「また、来るね」と言う。

 

ツアーのお土産がひとり1kgの殻付き牡蠣。

いつもと違うキッチンの様子がちょっと嬉しい。

 

うすいえんどうの苗を見つけたので。刺さっている水色の支柱は子どもたちが小学校で使っていたモノと思われます。